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比較

中小企業に最適なAIチャットボット:Chatbase、Tidioなど4製品比較

Chatbase、Tidio(Lyro)、Botpress、Intercom Finを中小企業向けに比較。実際の価格、AI回答の課金方法、無料プラン、返金、顧客データの処理場所をまとめました。

更新日 2026年10月15日

中小企業が、自社のヘルプページをもとに顧客へ回答するAIチャットボットを探すと、候補に残るのは主に4つです。Chatbase、AIエージェントLyroを備えたTidio、Botpress、そしてFinを備えたIntercomです。違いは、ボットが何を言えるかよりも、回答1件ごとの支払い方、無料で試せるかどうか、顧客のメッセージがどこに届くかにあります。以下の数値はすべて、2026年10月15日時点の各社の料金ページ、利用規約、DPA(データ処理契約)によるものです。

結論から

  • 自社のコンテンツからWebサイトに最速でボットを置くなら: Chatbase(英語)。年払いで月32ドルから。ただしヘルプデスク、API、音声は月額150ドルのプランからです。
  • ライブチャット込みで最も安く始めるなら: Tidio。無料プランがあり、有料プランは年払いで月24.17ドルから。AIエージェントLyroは、最初の50会話の後はアドオンです。
  • ビルダーや代理店が細かく制御したいなら: Botpress。無料プランの次は、年払いで月150ドルのPlusです。
  • すでにヘルプデスクでサポートを運用しているなら: Intercom Fin。シート単位のプランに加えて解決1件(outcome)あたり0.99ドル。承認制でEUホスティングを選べます。

価格の比較

項目 Chatbase Tidio(Lyro) Botpress Intercom Fin
無料プラン なし(7日間トライアル) あり、50会話 あり、100会話 なし(14日間トライアル)
最安の有料プラン Hobby:月40ドル、年払いで月32ドル Starter:月29ドル、年払いで月24.17ドル Plus:月189ドル、年払いで月150ドル Essential:1シート月29ドルから
AI回答の課金方法 Hobbyで700 message credits Lyroアドオンは50会話で月39ドルから(最初の50会話は1回限り無料) Plusで250会話と25ドル分のAI利用 解決1件あたり0.99ドル、月間の最低利用件数あり
プランあたりのボット数 エージェント1つ(追加は月25ドル) — Plusで無制限 —
含まれるシート数 Hobbyで2 10 Plusで3 シートごとに課金

Intercomは、プラン価格の横に請求期間を表示していません。Essentialはページ上では29ドルですが、ページのデータでは39ドルとなっています。購入手続きで表示される価格を確認してください。

回答1件ごとの支払い方

プランの価格よりも、この点のほうが請求額を左右します。理由はAIクレジットのガイドで説明しています。

  • Chatbaseはmessage creditsを販売しています。1回答あたりの費用はAIモデルによって変わり、注文の照会などのアクションでは複数のクレジットを使うことがあります。
  • TidioはLyroの会話数を数えます。最初の50会話が無料で、その後Lyroはアドオンになります。月払いで50会話39ドル、100会話75ドル、150会話110ドル、200会話140ドルです。
  • Botpressは、会話数の枠とAI利用の予算を組み合わせています。Plusには月250会話と25ドル分のAI利用が含まれ、会話の追加は100会話あたり65ドルです。支出上限の95%に達すると、Botpressは10ドル分のクレジットを自動的に購入します。
  • Intercom Finは解決1件あたり0.99ドルで、月間の最低利用件数があります(FAQでは例として50件)。Intercomのプラン内で使う場合は、有料シートも最低1つ必要です。

試せるか、返金を受けられるか

ツール 事前に試す方法 規約上の返金
Chatbase 有料プランで7日間のトライアル 料金は返金不可(§4.1)
Tidio 無料プラン。有料プランは7日間トライアル、カード不要 「for any reason」(理由を問わず)返金する義務はない(§8)
Botpress 無料プラン、カード不要 請求から7日以内ならサブスクリプション分を返金、12か月に1回まで。AI利用分は返金不可
Intercom Fin 14日間トライアル、カード不要 すべての料金が返金不可(§7.2)

4つのうち、返金期間を明記しているのはBotpressだけです。支払う前に、無料プランとトライアルを実際のヘルプコンテンツで試してください。

顧客データはどこで処理されるか

サポートボットは顧客のメッセージをすべて読むため、EUで事業を行う企業にとってこの点は重要です。確認すべき点は、GDPR(EU一般データ保護規則)のガイドで説明しています。

ツール 会社 処理場所 DPA EUホスティング
Chatbase Chatbase Inc.、米国 米国(AWS) あり、EUのSCC付き 提供なし
Tidio Tidio LLC、米国(Tidio Polandと共同) 「Primarily」(主に)EEA内 あり、EUユーザー向けに規約の一部、SCC付き 保証の記載なし
Botpress Botpress, Inc.、米国 米国 あり、EUのSCC付き 提供なし
Intercom Fin Intercom R&D Unlimited Company、ダブリン 初期設定では米国 あり、DPFとSCC付き あり、承認制(AWSダブリン)

Tidioは、主にEEA内でデータを処理するとしています。IntercomはEUホスティングを、同社の承認が必要なオプションとして提供しています。ChatbaseとBotpressは、標準契約条項のもとで米国で処理します。これは法的助言ではありません。

どれを選ぶべきか

  • ヘルプ記事があり、今日中にサイトにボットを置きたいなら: Chatbase。コンテンツから動くウィジェットまでが最も速いツールです。各プランの内容はChatbaseのレビュー(英語)をご覧ください。
  • 少ない予算でライブチャットとAIを使いたいなら: Tidio。無料プランから始め、会話数が見えてからLyroを追加します。
  • 顧客向けにボットを作る、または独自のフローが必要なら: Botpress。7日間の返金期間があるので、高めの初期価格のリスクが下がります。
  • チームがすでにヘルプデスクツールでサポート業務を行っていて、EUで販売しているなら: Intercom Fin。解決1件ごとの料金が問い合わせ件数に合う場合に向いています。

価格と規約は頻繁に変わります。拘束力があるのは各社自身のページです。

出典