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AIクレジットとは:料金ページの価格と実際の請求額が違う理由
AIツールのクレジット制料金の仕組みと、Chatbase、Sintra、Submagic、Taskadeで1クレジットで何ができるかを解説し、実際の月額費用を見積もる簡単な方法を紹介します。
更新日 2026年10月14日
「700 message credits」「250 credits」「50,000 AI credits」。いまでは多くのAIツールが、無制限ではなく月間の利用枠付きプランを提供しています。ツール提供者にとって、回答のたびにAIモデルの提供元への費用が発生するためです。料金ページの数字は、1クレジットで何ができるかがわかって初めて意味を持ちます。ここでは、2026年10月13日時点の各社の料金ページと規約の数値を使って、その計算方法を説明します。
クレジット1つ=1件とは限らない
クレジットは通貨のようなもので、交換レートは各社が独自に決めています。
- Chatbase(英語)は回答ごとにmessage creditsを消費し、その量は選ぶAIモデルによって変わります。高性能なモデルでは、1回答あたり2クレジットかかることもあります。注文の照会などのアクションをボットが実行すると、複数のリクエストが発生し、その分クレジットも複数消費されることがあります。
- Submagic(英語)は、枠をクレジットと動画本数で並べて表示しています。Starterでは45クレジットが動画15本なので、動画1本は3クレジットです。同じクレジットは、AI生成の動画や画像にも使われます。
- Sintra AI(英語)は毎月250クレジットを付与し、1タスクあたりの消費クレジット数は公表していません。
- Taskade(英語)には、Proで月50,000、Businessで月150,000のAIクレジットが含まれます。
クレジットを使い切ったらどうなるか
ここが請求額を決める部分です。
| ツール | 月間クレジット | 使い切ったとき |
|---|---|---|
| Chatbase | 700(Hobby)・4,000(Standard)・15,000(Pro) | 追加購入:1,000クレジットあたり40ドル。購入したクレジットに有効期限はない |
| Sintra AI | 全プランで250 | 「lower-tier models with reduced capabilities」(機能を抑えた下位モデル)に切り替わる。追加購入も可能 |
| Submagic | 45・120・300 | アプリ内で追加購入(価格は非公表)、または上位プランへ変更 |
| Taskade | 0(Free)・50,000(Pro)・150,000(Business) | クレジットパックは9,000クレジット5ドルから。パックのクレジットは無期限 |
見落としやすい点が2つあります。Sintraでは、どのプランも同じ250クレジットで、ワークスペースの全員で共有します。契約期間を長くすると料金は割安になりますが、使えるクレジット数は増えません。Taskadeの無料プランには、そもそも月間のAIクレジットがありません。他の人を招待して獲得するか、パックを購入します。
実際の月額費用を3ステップで見積もる
- 月に必要な件数を数えます。 サポートボットなら回答数、動画なら公開するクリップの数です。
- 1件あたりのクレジット数を掛けます。 わからなければ、無料プランやトライアルを実際の利用に近い条件で1週間試し、利用状況ページを確認します。
- プランの枠と比べ、不足分にかかる追加費用を試算します。 700クレジットで3週間分なら、4週目は追加購入か上位プランの費用がかかります。
例: 1回答1クレジットで1日40件の質問に答えるWebサイトのボットは、月に約1,200クレジットを使います。Chatbase Hobbyに含まれるのは700です。不足する500を補うには1,000クレジットの追加パック(40ドル)が1つ必要で、請求額は倍の80ドルになります。あるいは150ドルのStandardに移る方法もあります。ヘルプデスク機能も必要なら、どのみちStandardを選ぶことになるかもしれません。
クレジットは繰り越せない
Sintraの規約によると、月間クレジットは請求サイクルごとにリセットされ、繰り越されません。追加購入したクレジットは別です。ChatbaseとTaskadeはどちらも、購入したクレジットに有効期限はないとしています。月によって利用量が大きく変わるなら、繁忙月にしか利用枠を使い切れない大きなプランより、小さなプランと追加クレジットの組み合わせのほうが安くなることがあります。
まとめ
- 「クレジット」は通貨と考え、交換レートを調べます。
- ゼロになったときに何が起きるか(追加購入、アップグレード、性能の低いモデル)を確認します。
- プランを決める前に、実際の利用に近い条件で1週間試して使用量を測ります。
購入前に確認したいポイントは「中小企業向けAIツールの選び方」で紹介しています。最新のプラン詳細は、各ツールレビュー(英語)にあります。